さすらい猫の愚痴

音楽のこととか、まあ他にもいろいろ書こうかなぁと思います。あと一人称がコロコロ変わります。

アラバキで[Alexandros]を見たときに感じた違和感。ロックバンドのかっこよさとは?

 

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                                          出典元[Alexandros]公式サイトより https://alexandros.jp/

  

 

 今やかっこいいロックバンドの代表格ともいえる[Alexandros]ですが、今回は僕がアラバキで[Alexandros]を見たときに僕個人が勝手に感じた違和感について話そうと思います。

僕は今年の4月に開催されたアラバキロックフェスティバル、通称アラバキに行ってきました。今回は2日目のみの参加でしたが、[Alexandros]はもちろん、アジアンカンフージェネレーションエレファントカシマシくるりマキシマムザホルモン、など豪華メンツが勢ぞろいでした。

 友達と一緒だったため、タイムテーブルを確認しながらお互いに見たいバンドを出し合い、見るバンドの順番を決めていると友達が、「ドロスを見たい!」と言い出し、僕も何曲か好きな曲があったので一緒に見ることにしました。

[Alexandros]の出演はMICHINOKUというこのフェスで一番大きなステージで、そのステージの大きさに引けを取らないくらい人も集まっていて、やっぱり「ドロスは人気やなぁ…」、なんてことを考えているうちに[Alexandros]の出番になりました。

そしてここからが今回僕がタイトルにした「違和感」につながるのです。

[Alexandros]のメンバーがステージに現れた瞬間、

 

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああーーー!!!!(≧∇≦)

 

そう、黄色い歓声です。

女の子たちの歓声がすごかったんすよ。

 

川上洋平がしゃべると、きゃーー!

川上洋平がギターを弾くと、きゃーー!!

川上洋平が歌うと、きゃーー!!!

 

まあ記憶は定かではないんですけど多分こんな感じでした。

この光景を見て僕は

「早くこの場から逃げたい!!!!」

こう思いました。

この空間、つまり[Alexandros]とお客さんが生み出す空気感に違和感を感じ、僕は拒絶反応を起こしてしまったのです。

そして僕は[Alexandros]を半分くらい見た時点で、友達に「アジカン見たいから、アジカン見に行こう!!!」と伝えました。その日のタイムテーブルでは時間的に[Alexandros]が終わるころに別ステージでアジカンが出る予定のため[Alexandros]を全部見ていたら間に合いません。

アジカンを見たいのと、ここから逃げたいのとで僕は焦っていましたが、幸い友達もアジカンが好きだったため、なんとか了承してくれました。アジカンの出るステージはMICHINOKUとは真反対のBAN-ETSUというステージだっため、僕らはダッシュでステージ間を走り抜けました。そしてなんとか到着して、着いた瞬間にアジカンが出てきました。

そして演奏が始まり、その1曲目は「君という花」。

僕はこの瞬間のことを今でも覚えています。

 

その瞬間僕はものすごい安堵感に包まれたのです。

 

本当に涙が出そうになりました。

言ってしまえば大した話ではありません。一人の男が[Alexandros]を見て、なぜだか知らんが勝手に拒絶反応を起こし走って逃げた。

すげーしょうもない話です。

[Alexandros]はなんにも悪くなく、僕が勝手に違和感を感じただけ。

それでも僕はアジカンのアットホーム感に心揺さぶられました。今でもゴッチのあの笑顔を覚えています。ゴッチが「好きに楽しんで」と言って、僕はさっきまでのことを全て忘れて歌いました。

すげー歌いました。

アジカンのおかげで僕は救われたのです。

 

みなさんここまで読んでどう感じたでしょうか?

たぶん大体の人は

「しょーもなっ!」

「拒絶反応を起こす意味がわからんwww」

とか思うでしょう。

僕もそう思います。なぜあんなにも拒絶反応を起こしてしまったのか?

僕は考えてみました。

 

僕は、さえない男がギターを持ったら、「いやこいつめっちゃかっこええやん!!!!!」

ってなるバンドが好きです。

大好きです。

さっきも出てきた、アジカンはもちろん、NUMBER GIRLくるり銀杏boyz、など一見さえないけど、ステージに立った瞬間誰よりもかっこよくなる。

こーゆーバンドが好きなオレからすると、最初からマスクが良くて、ステージに立つ前からきゃーきゃー言われてそうな人がやってるバンドは受け付けない。

そう、

 

嫌いなんですね。

 

もうこれはしょうがないです。

女の子からモテない人生を送ってきたオレからするとこーゆーバンドはもうねぇ

憎たらしい!!(笑) 

もう妬み、嫉妬のカタマリです。

これは[Alexandros]がどうとかの問題ではなく、完全に僕個人の考え方、ロックバンドの捉え方の問題ですね。

 

[Alexandros]はねぇ、かっこいいんすよ…マジで。

顔も良ければ、スタイルも良く、曲も良ければ、英語も話せる、

ふむふむ、なるほどね…

 

はあ????!!!!!

完璧すぎだろぉぉぉぉぉおおおおお!!!

天は二物あたえすぎじゃんかよぉぉぉおおおお!!!!

ねぇ神様、そこにいるなら答えてください!!!!!

あんたはどーゆー基準で人間を構築しているんですか??

前世でどれだけ徳を積めば、川上洋平のようにしてくれるんですか??教えてくれよぉぉぉおお!!!!!!!

 

この悲痛な叫び、みなさんは感じ取ってくれたでしょうか?

ブログ上で醜態をさらしてまでも僕は書かずにはいられませんでした。

 

かっこいいロックバンドってなんなんでしょう。

「かっこいい」にもいろいろあって人によって違います。でも僕が思うロックバンドにおけるかっこよさとは

「飾らないかっこよさ」です。

だからヴィジュアル系とかも苦手なんですよね。(笑)

あのかっこよさって例えると、小学生のときに裁縫セットを買うじゃないですか?そのときにシンプルなやつとかスポーツメーカーとかのデザインがあるなかで、ドラゴンの絵が入ってるやつあったじゃないですか?

あの感じなんすよね。(笑)

「かっこいい」をわざわざ身に着けて「オレたちかっこいいっしょ?」っていう押し付けがましさがある気がする。いうなら「かっこいいの押し売り」ですね。

これを「かっこいい」とみるかそうじゃないと見るかは個人の自由で、好きな人もいれば嫌いな人もいる。そして僕はその後者です。

でもこれはあくまでも、あくまでも!僕個人の意見なので。

そこんとこよろしくお願いします。

 

なんで僕からすれば服装も、顔も関係ないんです。ていうかダサけりゃダサいだけいい!!

バンドの良さってどんな奴でもステージに上がればかっこよくなれるとこだと思います。

だから無駄なかっこつけとかいらないんす!!!!!

ほんとに邪魔!!!!!無駄!!

無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁあ!!!!!!!

WRYYYYYYYYYY!!!!!!!!

 

というわけで、今回は[Alexandros]の話からロックバンドにおけるかっこよさについて語り、最終的に吸血鬼になって終わるというなんとも愉快な記事になりました。

あ、あとこの記事を読んで僕のことを「バカ」もしくは「アホ」だと思った人は全員残らず蝋人形にしちゃうから覚悟しとけよな!

 

ってそれは吸血鬼やなくてデーモンやないかーい!!(笑)

 

もし今あなたが寒さを感じたならそれは風邪のサインかもしれません。ちょっとした異変も無視をせず病院に行きましょう。病は早期発見が大切です。

これからますます寒さも増していくと思うのでみなさん、健康には十分気を付けて元気に年を越してくださいね。

それでは。